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21.1-100 21.101-200 21.201-300 21.301-400 21.401-500(まだ) 21.501-600(まだ) 21.601-700(まだ) 21.701-800(まだ) 21.801-900(まだ) 21.901-1000(まだ)
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autolink VR/W22-036 カード名:真の強さ わかば カテゴリ:キャラクター 色:緑 レベル:1 コスト:0 トリガー:0 パワー:5500 ソウル:1 特徴:《鍵》?・《武器》? レアリティ:C illust.
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「ミィ……ミィ……」 とある草むら。 1匹のタブンネがトレーナーの足にすがりついて弱々しい鳴き声を上げている。 タブンネの全身は傷だらけで、自分で立ち上がるだけの力さえも残されていなかった。 タブンネをそんな状態にしたのは、トレーナーとそのパートナーであるポケモン。 草むらから飛び出してきた野生のポケモンを倒した。ただそれだけのこと。 出てきたポケモンがタブンネだっただけで、一般的なトレーナーであれば普通の行動だ。 しかし、それはタブンネにとっては衝撃的なことだった。 一方的に叩きのめされた。草むらで生活しているときにはありえなかったこと。 その強さにタブンネは憧れた。 自分をボロボロにした相手。そんな相手についていけば、自分も同じくらい強くなれるのではないか。 強くなって群れを率いれば、縄張り争いや餌場の競争に有利になり、タブンネたちの生活が豊かになるのではないか。 自分のため。タブンネたちのため。 そのために強くなりたいと、タブンネはトレーナーの足に必死にすがりつく。 強くなりたいです。いっしょに連れて行ってください、と。 「俺のポケモンになりたいのか?」 そんな想いを読み取ったのか、トレーナーがタブンネに訊いてくる。 タブンネはコクコクとうなずく。「ミィミィ」と声を絞り出しながら残った力すべてでトレーナーの足をギュッとつかむ。 「よし、いいだろう。それじゃあ名前をつけてやらないとな。そうだな……お前の名前は今日から『くずにく』だ。 わかったか『くずにく』? わかったら返事しろ『くずにく』」 くずにく。 その言葉の持つ意味はタブンネにはわからない。 ただ、それが自分に与えられた名前であり、目の前のトレーナーたちの仲間になる証だということは理解できた。 自分の願いがかなったことにタブンネは笑顔を浮かべ「ミィ……♪」と返事をする。 タブンネの返事を聞くと、トレーナーはニヤニヤと笑いながらバッグからモンスターボールを取り出す。 そしてモンスターボールをタブンネにあてると、タブンネの体がモンスターボールの中に入っていく。 これでタブンネはトレーナーのポケモンになることができた。……いや、トレーナーのポケモンになってしまった。 この瞬間に、タブンネが幸福になれないことが決まってしまった。 「ここんとこ負け続きでイライラしててさぁ、ストレス解消できるおもちゃが欲しかったんだよねぇ。 これからよろしく『くずにく』ちゃん」 すとれす。おもちゃ。 その言葉の意味もタブンネにはわからない。 わからない言葉の意味を考えることはせずに、タブンネはゆっくりと目を閉じる。 モンスターボールの中でしっかりと休んで、ボロボロの体を回復させるために。 やがて、訪れた眠気によってタブンネの意識は深く沈んでいく。 ぼんやりとしていく頭の中でタブンネは思う。 強くなりたいな。 (おわり) 屑肉タブンネワロタ -- (ジェノサイドたぶんね) 2018-05-03 23 36 54 名前 コメント すべてのコメントを見る
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EX (???) 四ツ谷 めめ SSS(概念の限界) 虹河 瑠奈 天草 慧音 テイル SS(宇宙の極地級) 小野坂 怜 羽生 兎紀子 メリー・パテマ 四ツ谷 小夜 ノア・ミューゼルファー エリス・ミューゼルファー 扶桑 法典(クロノシリーズ全装備) タイタス・クロウ S(宇宙級) 笠原 糸吉 四ッ谷 ヒサゴ 不知火 烽火 不知火 聖歌 不知火 京介 不知火 真昼 トイロス・ロックベル ルマウ(羅闘将モード) 麻霧 正彦 AAA(最強クラスグレード・オールド・ワン) 美郷 紗苗 夢月 優香 白縫 黄昏 虚乃宮 京志郎(対魔力限定) シロウ(神崎 司郎 虚宮 始郎) AA(中堅グレード・オールド・ワン) 獅子音 アリシア クローネ・グレースケール ルーチェ・グリームライト 光明 風輝(『訣』) 祈 未影 虹河 数多 祈 三三 神崎 司郎 虚宮 鬼灯 A(超常現象の壁) 黒谷 次郎長 花江 辰五郎 レイシス・スカーレット サブリナ・ユーティライネン 清紫 俊助 叢雲 咲蘭 尾林 歩乃火 久利原 空 吉良 吉彰 千島 瑠乃(イタクァ憑依時) 緋咲 士郎(スムマヌス憑依時) 扶桑 悠里(叛逆の絶対正義使用時) 中村 秀勇(仕事人状態) 鳥栖城 武正 飛騨 彗星 大門 晃彦 B+(現代戦闘機以上) 神余 結月(雪) 崎原 結 光明 須臾(神憑依時) 天草 百蘭 獅子音 四糸乃 エヴァ・クオリア リッチ・ジャクソン 大八洲 武剛 茶ヶ原 夜刀(お膳立て済み) 天草 京介(機械化) メイナード・ノア 鈴村 信 沢江 和気 八面 喜一 君影 ミリー 風見 鈴 多岐都比売命 B(人類の限界) 不知火 葬儀 由利谷 浩輔 虚宮 始郎 灰島 白衣 久利原 結樹 言峰 元慶 夢月 和成 堺 庵奈 大葉 圭介 神崎 無銘 光明 流花 御崎宮 雷覇(ヤサカノマガタマ有り) 花宮 正義(怪物化) 虚宮 軍旗 飛騨 流星 C+(達人、天才) 機械人形 神余 篝 ニコラス・オルクス ガウェイン・シルヴァラント 祈 千十 赤星 蓮 藤里 妹紅 光明 颯 不知火 花火 天使 環 海原 倫理 海原 論理 四ツ谷 ヒナノ ニクソン・テューダー 和嶋 静雄 エリン・ノア 白縫 振袖 本田 篤 三日月 四四八 狭依毘売命 C(強者) 祈 詠 神崎 無銘 五里 勇冶 ウォリック・エルガストルム 神崎 火樫 横沢 矢那夫 柊 桃吾 笹塚 忠行 緋咲 尊 叢雲 朋子 左文字 宗三 藤田 雅音 七夕 錬太郎 真月 咲夜 海原 幸雄 クレナ・バートン 本田 和 鳳 智恵紀 アルテミシア・エルフィンストーン ジャニス・レモン 桜庭 郁 志水 光 九尾 管狐 早見 こよみ D+(戦闘の秀才) 聖刃 斗理亞 壱咲 哀 ケン 左文字 江雪 六条 なごみ 多路里 陽子 球磨川 雪 曇 涼歌 須加井 佳澄 甘楽 臨也 アシュレイ・エルフィンストーン ラコニア・ルアード=セルヴィー 箕原 春美 安蘭 白 黄山 修哉 D(戦闘要員) スモーカー・ユーティライネン ウォラト・キャベンディッシュ アリエイド・ローダー グロスター・ブレット 神岡 猿比古 巫山戯 こころ 天月 泉 E+(緊急戦闘要員) 雨宮 陽夢 四ッ谷 ヒノカ 牛尾 結 斎藤 終 原田 亜沙樹 夢無 未来 八面 一菜 八面 楽麗 E(非戦闘要員) 城山 鴨太郎 三日月 リン 衣笠 珠江 名前 コメント
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オゾリンナ ~かあちゃんの壁 伊尻 松岡修造 くねくね(モーレスター故郷) ~超越者の壁 修羅中居 アザトースセルニモン 蠅ニモン デーン! ~ナ界の壁 中居正広 知らん 香取慎吾 ひざくん メーフ・ソー・サイヤー 爽快デンター君 マシ・オカ ネオナカイデス 邪神中居 ~宇宙破壊の壁 ダーク福澤(但し地球を破壊できるだけで実質噛ませ犬) アルマゲどん兵衛 音割れポッター ダメダメボーイズ ため息リーマン 偽ひざくん セルニモン 大魔王中居第二形態 ナカイエル ~地球破壊の壁 地球部長 ツッパリ中居戦車2号 無敵山田 ノースカロライナ 大魔王中居 中居台風 SCP-444-JP ピコ太郎 オケアノスのキャスター 電脳少女シロ メイドちゃん 田舎をdisる軍 ~国家の壁 きしょいセルニモン 左目の使者 修羅セルニモン 覚醒コツメカワウソ 覇王 nakawey アサオス チンタイガー 覚醒前田 吉田佐緒里 ~ビルの壁 ブロッコリー中居 夜 筋肉星人 覚醒中居 準備良すぎな人 一休さん SCP-504 わかめダンス隊 レスキューキャット エイニーニャ ~達人の壁 火星人 ゴッツ・イケマスヤン JooE(MOMOLAND) アラーキー アネッサ 森且行 生足マン 美脚マン 大沢たかお 星野源 クンナ・ダッシュ 신봉선 橘ありす 大阪小魔王 ~一般人の壁 アサリ 桝屋香浅尾 オゾリンナ(♂) うさ耳上司 ナカイモ ナカイモモ どや顔リーマン 稲垣吾郎 虹れたす I_Feel_Fantastic エイリアン福澤 ~戦闘力不明・戦闘シーンなしの分類できない人(?)たち 土豆网 お前ら(モーレスター視聴者) 澤井 ボブ・セルニスター だーれだ?(Who That Pokemon?) トロピカーナスター 童貞会長 クワマン(桑野信義) コメント もっとまじめに考えなきゃだめちん!!! -- 名無しさん (2018-11-17 00 01 43) うるさい!!!モーレスターは自由よ!!!!!!! -- ため居オゾニモン (2018-11-17 00 06 54) デンター君とありす強すぎ!!!!!! -- 名無しさん (2018-11-17 00 10 38) モーレスター2458で修羅を倒した蠅ニモンがいない -- 名無しさん (2018-11-17 16 12 58) 土豆网もほしい -- 名無しさん (2018-11-17 17 05 53) 本当のところ、修造とオゾリンナはどっちが強いんだろ? -- 名無しさん (2019-03-02 13 36 52) セルニモンはやればやるけどもっと弱いでしょ!!!!!! -- いたいまさひろ (2019-03-30 19 25 52) ひざくんの戦闘力は47グーゴルコンプレックスなのでオゾリンナより強い事が判明 -- 未確認情報 (2019-04-18 16 47 48) オゾリンナの戦闘力がリトルビッゲドンの可能性もあるぞ -- 名無しさん (2019-04-20 17 46 06) 一般人には越えられない壁!!!!! -- 中居はしゃぎすぎ家ため息リーマン家老オゾリンナ (2019-05-06 12 43 16) かあちゃんの壁ってなに!!!!?わかる人教えて!!!!!!!!!! -- だめちん星人 (2019-07-14 08 44 29) オゾリンナはみんなのかあちゃんわよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! -- もおおおおおおおおおおおあ (2019-08-06 14 09 59) 補充しよ -- 名無しさん (2019-08-08 06 28 37) 覇王はセルニMOONを吸い込む能力があるからもっと強いと思う -- 名無しさん (2022-10-05 12 55 19) モーレスターは自由だから強さ比較するのも人の勝手です。でも中居くんが1番強いからこの表はおかしい!!!!!!!!やり直しだちん!!!!!!!!!! -- モーレスター男気 (2024-06-30 23 29 12) 名前 コメント タグ
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強さ格付けスレルール 戦闘場所は市街地(杜王町とか) GERは番外(描写不足な為) 戦闘時間は夜、8時間後に夜明け、その16時間後に夜になる…以下繰り返し 性格考慮 相性考慮、一定の強キャラだけに勝てても相性の問題ってこともある ちゃんと色んなキャラとの相性も考え、短所、長所を考える 乗り物の使用は無し 武器をあらかじめ所持するのは禁止、戦闘中に武器を手に入れたりそれを使用するのはあり 互いに戦意あり、逃亡は無し 2人以上のキャラでランク付けの意見が分かれた場合、議論で 優勢な方のキャラを上にランク付け 開始距離は2m部門・30m部門・100m部門と3パターン考える まずは2m部門から議論スタート 相手の能力等は互いに知らない状態で、相手は敵だという情報しかない 状態で戦った時の強さを考える 一人歩きしてるスタンドはスタンド自体が参戦、本体は無し (本体が死亡することで初めて能力が発動するタイプのスタンドはスタンド自体が戦闘不能にならなければ負けにならない) 上記以外の場合は本体が死ぬか戦闘不能かどちらかに陥ると負け
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VS/W50-075 カード名:強さを求めるリンネ カテゴリ:キャラ 色:青 レベル:2 コスト:3 トリガー:1 パワー:7500 ソウル:2 特徴:《格闘》?・《令嬢》? 【永】 あなたのキャラすべてが《格闘》か《服》なら、このカードのパワーを+2500し、このカードの正面のキャラに、次の能力を与える。『【永】 このカードはサイドアタックできない。』 【自】 相手のターン中、このカードのバトル相手がリバースした時、あなたは1枚引いてよい。 痛いのも苦しいのもあの日を思い出せば我慢出来た レアリティ:R ViVid Strike!収録 セットアップ! リンネからの疑似チェンジで早出し可能。 うまくいけばレベル1帯からパワー10000の壁を並べることができる。また、相手のサイドアタックを封じるのでチャンプアタックを強いることができ、更にドローが可能。 当然レベル1相打ちも相打ちも効かないが、アンタッチャブルは持っていないのでバウンスには要注意。 ただしこのカード自体は3コストのカードなので素出しするには全く向いていない。疑似チェンジも何度も行うようなものではないので、投入枚数はよく考えたい。 ・関連カード カード名 レベル/コスト スペック 色 備考 セットアップ! リンネ 1/0 4500/1/0 青 対応カード
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首元に静かに手をやり、そこに硬く、冷たい感覚があるのを確かめる。 次に指を首と、そこに巻き付けられた金属製のリングの隙間にそっと差し込んでみる。 ……指先をねじ込むくらいは可能だが、逆に言えばそこまでだ。 これを反応させずに外すのは、専門的な技術と器具がなければまず不可能だろう。 美しい銀髪を夜風に靡かせて一人嘆息する、純白のケープを思わせる程きめ細やかな肌を持った美少女。 だが、解る者が見ればまた別の感想を抱くだろう。どちらにせよ、見る者を驚愕させるのは変わらない。 彼女は一介の少女としておくにはあまりにも可憐で、――それ以上に強かった。 小難しい理屈の介入してくる余地なく、ただ純粋に強かった。 (……首輪の解除は現状不可能。参加者の人数は五十人と二人。会場の四方は海だし、脱出を図ったとして、あの男がみすみすそれを見逃すとは思えない) 努めて沈着に、少女は自分が置かれている現状を分析する。 冷たさすら感じさせる鉄面皮とは裏腹に、しかし彼女の体は、小さく震え出していた。 少女の名前はリンネ・ベルリネッタ。 DSAA・U15ワールドランク一位の座を恣にする、連戦連勝の天才格闘家である。 その強靭な肉体と有り余る才能で幾多の敵手を打ちのめしてきた彼女は、しかし無感動な戦闘狂では決してなかった。 (……フーちゃん……) その証拠に幼さを多分に残した顔立ちには不安の色が浮かび、噛み締められた歯は時折カタカタと音を鳴らしている。 怖い。 死という生物共通の"破滅"が隣人として付き纏っている現状で平静を保っていられるほど、リンネは超人ではない。 いや、そもそも――元々、彼女は超人でも傑物でもないのだ。 それどころか、誰よりも弱い心の持ち主なのだった。 (私、どうしたら……) 名簿に名前のあった、決別した筈の幼馴染の顔が脳裏に浮かぶ。 それを必死に振り払おうとしながら、リンネは無人の一室の隅で膝を抱え、顔を伏せた。 そんな自分の姿を客観的に見たリンネの頭に、濁流のように流れ込んでくる記憶がある。 まだ弱く、幼く、情けない"リンネ・ベルリネッタ"だった頃の記憶。 虐げられるがままでやり返すこともせず、弱者の立場に甘んじ続けていた自分。 自分が弱かったというそれだけの理由で、大事な人の最期の瞬間に立ち会えなかった忌まわしい記憶。 今のリンネを形作るに至った、始まりの記憶が蘇ってくる。 (……違う) もう、あの頃のリンネはどこにもいない。 弱いせいで何かを失う、そんな情けない自分は捨て去ったのだ。 顔を上げ、唇を噛み締めて歯の鳴る音を封殺し、拳を強く握り締めて強引にリング上の自分を呼び起こす。 ワールドランク一位の、"リンネ・ベルリネッタ"を。苦い記憶と決別した強いリンネこそが、今の自分なのだから。 (ジルコーチは居ない。居るのはヴィヴィオ選手、アインハルト選手、ミウラ選手、……そして、フーちゃん) 何故ナカジマジムの選手ばかりがこんなに参加させられているのかは分からない。 ただ、参加者の中で面識があるのは彼女達だけだ。 自分に殺し合いをする気がない以上、彼女達とはいずれ合流する必要があるだろう。リンネはそう考えていた。 ……ただし"フーちゃん"ことフーカ・レヴェントンとだけは、あまり顔を合わせたくないのだったが。 リンネはどちらかと言えば無情な戦いをするファイターだ。 しかしそれは、あくまでもリング上のみの話。 生きねばならないからと言って、無情に他人を殺せるほど人間味を捨ててはいない。 故に目指すのは首輪を解除しての脱出、ないしは主催打倒。 その為にもまず、前提条件である首輪の解除をどうにかして済ませてしまう必要がある。 今挙げた知り合いの中に、そんな高度な技術を持っていそうな人間は一人も居ない。 最悪、会場に一人も解除の技術を持った人物が居ないことすら考えられる。 尤も、それは最悪の未来だ。 そうなってしまえば、いよいよ打つ手はなくなってしまう。 (……とにかく。まずは誰か、他の参加者と合流する必要が――) そこまでリンネが考えた、まさにその時の出来事だった。 リンネが居るのは市街地エリアの一角、やや大きめの民家の一室である。 進んで此処に入ったわけではなく、目を覚ました時からこの部屋に居た。 元の住人が存在するのかどうかも分からない家の中に、扉の開く音が響き渡ったのだ。 「……ッ!」 思わずリンネは、扉の方を向く。 耳を澄ませば彼女の鋭敏な聴力は、家の中を歩き回る足音を聞き取った。 やや暫く逡巡した後、リンネは努めて静かにその場から立ち上がり――扉を開いて、廊下に顔を出す。 誰も居ないことを確認すると細心の注意を払いながら、家の中へ踏み入ってきた何者かを発見すべく、足を進めた。 もしも殺し合いに乗っていない人物ならば、それでいい。 だがもしも殺し合いに乗っていたのなら、無力化する。 リング外での暴力は決して褒められたことではないが、状況が状況だ。 悪戯に邪な考えを持つ人物が暴れ回ることを阻止する為にも、危険因子は潰しておく必要がある。 覚悟を決めたリンネと足音の主が遭遇するのに、然程の時間は要さなかった。 廊下の向こうから歩いてくるその人物を、リンネもその向こうから視認することが出来た。 「……」 リンネは、思わず自分の目を擦った。 何しろ状況が状況だ。緊張の余り私の目はおかしくなってしまったみたいだと、本気でそう思った。 「……は?」 しかし、此方に手を振りながら駆け寄ってくる"それ"の姿は変わらない。 "それ"は二本の足で歩き、人間のように二本の腕を持っていた。 だが腕の先端、人間でいう手首にあたる部分は白いゴムまりだ。 顔も鼻の部分には赤いトマトのような球状の物体が付いていて、動物のようなひげが左右対称に六本生えている。 おまけに肌の色は青い。そもそもあれを肌と呼んでいいのかすら微妙なものがあった。 頭と胴の継ぎ目の部分には、リンネの付けているものと同じ首輪が填められている辺り……参加者ではあるのだろうが。 「よかった、こんなに早く他の参加者に会えるなんて」 呆気に取られるリンネの目の前まで駆けてきた"それ"は、聞いているとどこか安心する優しい声でそう言った。 殺し合いに乗っていないのだろうかだとか、そういう諸々を考える前に、少女の口から言葉が漏れた。 「……青い、タヌキ?」 「……」 すると。目の前の仮称・青ダヌキの顔が見る見る真っ赤になっていった。 「――ぼ、ぼくはタヌキじゃな~~~~~~~~~~~いっ!!!!」 言うまでもなく、それは二十二世紀の子守用猫型ロボット……ドラえもんにとって、禁句の一言だった。 ◇◇◇ 「はあ、猫型ロボット……」 最早親の顔より見たと言ってもいいテンプレートなやり取りを終えて、リンネとドラえもんは情報交換を始めていた。 リンネの住まうミッドチルダでも、こうやって自我を持った上で自立駆動するロボットくらい軽く開発できるだろう。 だからロボットという話には然程驚かなかったが、流石に猫を模したロボットだということには気付けなかった。 "猫にしては耳が……"と小さくリンネが呟くと、彼は遠い目をして"色々ありまして……"と話を濁した。 子守用ロボットにも、触れられたくない過去の一つ二つはあるらしい。 「ま、まあそれはともかく。リンネちゃんは、この人達を探したいってことでいいんだよね?」 露骨に話を反らして、ドラえもんが名簿のヴィヴィオ、アインハルト、ミウラの部分をゴムまりの手でなぞった。 「この人達、リンネちゃんの友達?」 「友達……というわけではありません。しかし、頼りになるのは確かです」 にべもなく、リンネは答えた。 嘘は言っていない。高町ヴィヴィオを始めとした三人は確かに見知った相手だが、友達と呼べる間柄では絶対にない。 超えるべき障害物と、いつか辿り着く高み。 リンネと彼女達の関係は、それ以上でも以下でもない。 「そ、そっか……ぼくの方はこの三人かな。 野比のび太くん、ジャイアンこと剛田武、骨川スネ夫、しずかちゃんはいなくて――」 少しやりにくそうな様子を滲ませながら、自分の友人の紹介に入るドラえもん。 のび太、ジャイアン、スネ夫と名簿を読み上げていったところで、名簿をなぞる手が突然止まった。 「どうかしましたか?」 「そんな、バカな……ありえない……!」 まるで幽霊でも見たような顔で、ドラえもんは"骨川スネ夫"の右隣に記された名前を凝視する。 ありえない、そこにあってはならない名前だった。 過去に恐るべき野望を企て、今は牢獄の奥底で厳重に囚われている筈の"時空犯罪者"。 「ギガゾンビ……!!」 まるで小学生が適当に考えたみたいな名前だと、リンネは思った。 しかしドラえもんの浮かべる戦慄の表情が、件の人物が只ならぬ危険人物であると理解させる。 「その方は……危険な方なんですね」 無言で、ドラえもんは頷く。 愛嬌のある見た目にはとても不似合いな、重々しい動作だった。 「詳しく話せば長くなるけど、過去の世界を拠点にして自分の支配体制を敷こうとした大犯罪者だよ。 ツチダマというロボット達を部下に持ち、ギガゾンビ自身も二十三世紀の科学技術を使いこなす強敵だった……」 二十三世紀。ドラえもんが製造された時代が二十二世紀であることは、リンネも既に聞いていた。 となるとギガゾンビの持つ技術はざっと見積もって、その百年後の技術。 人間と何ら変わらないロボットを製造できるくらいに発達した技術が、そこから更に百年進むというのである。 確かに、そう考えると恐ろしい。 優先して無力化するべき参加者であることは疑うまでもないだろう。 「……相手が誰であろうと、やることは変わりません」 リンネは静かに、己の拳を握り締める。 天賦の才能と弛まぬ努力で身に着けた、少女らしからぬ鋼の肉体。 リンネ・ベルリネッタという無力な子供が、確かな強さを手にしたことの証左だ。 「敵なら、倒す。そして、越える。それだけです」 ドラえもんは、驚いたような顔で息を呑んだ。 リンネの年齢を実際に聞いたわけではないが、精々まだ中学生くらいの齢だろう。 まだまだ子供と言っていい、人生経験も浅い筈の彼女。 しかし今のリンネの言葉には、物凄い気迫があった。 この会場にいるまだ見ぬ敵を、全員倒してやる。 そんな強い意志を、ドラえもんは確かに感じ取った。 「……きみは……」 けれどドラえもんは、彼女を怖いとは思わなかった。 強さに溢れる彼女のことを、頼もしいとも思わなかった。 腐っても子守用ロボットの端くれだからなのか、彼はリンネの瞳の奥にある、弱々しいものの存在に気付いたのだ。 「きみは、怖いのかい?」 「ッ」 目の前のロボットから掛けられた予想外の言葉に、リンネはあからさまな動揺を見せる。 だが、それも一瞬。すぐにリンネの顔はいつもの鉄面皮に戻り、愛想っ気のない言葉が口から出た。 「そんな事はありません。私は、恐れてなんかいない」 本当に、とドラえもんは言わなかった。 そう言ったならきっと彼女を怒らせてしまうと悟ったからだ。 リンネが強い子だということは、ドラえもんにも分かる。 強くなければ、あんな気迫は出せない。あんな言葉は出て来ない。 けれど――きっとそれは、本当のリンネではない。ドラえもんはそう思った。 “怖いなんて感情は、弱さだ。私はついさっき、それと直面した上で打ち勝った。 恐れてなんかない……たとえどんな状況だろうと、私のすべきこと、目指すものは変わらない” "強さ"に囚われた少女と、"弱さ"の隣にずっとあり続けたロボット。 絶対に有り得なかった筈の邂逅をもって、彼女と彼のバトル・ロワイアルは始まった。 【一日目 深夜】 【G-2 市街地(民家内)】 【リンネ・ベルリネッタ@Vivid Strike!】 [状態]健康 [装備]スクーデリア@Vivid Strike! [支給品]基本支給品一式、ランダム支給品1~2 [思考・行動] 基本:生き残る。殺し合いをするつもりはない。 0.私は恐れてなんか、ない 1.殺し合いに乗った参加者は倒す。 2.とりあえずドラえもんさんと行動。場合によっては知り合いとの合流も視野。 3.フーちゃんには……会いたくない。 [備考] ※ウィンターカップ開幕直前からの参戦です。 ※ドラえもんの知り合い(野比のび太、剛田武、骨川スネ夫、ギガゾンビ)のことを知りました。 【ドラえもん@ドラえもん】 [状態]健康 [装備]四次元ポケット@ドラえもん [支給品]基本支給品一式、ランダム支給品1~3 [思考・行動] 基本:殺し合いを止めて、みんなで元の世界に帰る。 0.リンネちゃんと行動。少し心配。 1.のび太くん達、ヴィヴィオちゃん達との合流を目指す。 2.ギガゾンビに警戒。 [備考] ※参戦時期の概念はないようなものですが、少なくとも『映画ドラえもん のび太の新日本誕生』を経験しています。 ※デイパックの代わりに四次元ポケット(支給品を除いて中身は空)が与えられています。 ※リンネの知り合い(高町ヴィヴィオ、アインハルト・ストラトス、ミウラ・リナルディ)のことを知りました。 フーカについては意図的にリンネが言及していないため、知りません。
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■雀龍門スレの成績の考え方■ 【レート】1700以上が強いとは限らない。1700未満は雑魚、雑魚狩り専門、保存民 【リーグ】上位リーグが強いとは限らない。帯なし玄人は雑魚 【段位】九段↑が強いとは限らない。七段未満は雑魚 【対戦数】500戦未満は論外。1000戦から評価対象(500戦はおまけ程度) ※成績を自慢するような発言はSSが必須。SSが出ない場合スルー推奨 SSの貼り方 10 ■500戦、1000戦消化時の参考ランク■ 【Sランク】 1000戦平順2.2前半 【Aランク】 1000戦平順2.2後半 500戦平順2.1後半 【Bランク】 1000戦平順2.3前半 500戦平順2.2前半 【Cランク】 1000戦平順2.3後半 500戦平順2.2後半 【Dランク】 1000戦2.4未満 500戦平順2.3前半 【Eランク】 500戦2.35未満 【Fランク】 対戦数500戦未満
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■雀龍門スレの成績の考え方■ 【レート】1500以上が強いとは限らない。1500未満は雑魚 【段位】まったく無意味。初段ゾンビ抜ければマシ程度 【連対】少なくても500戦消化が必要。1000戦消化で連対60ならマシ程度 【平順】少なくても500戦消化が必要。1000戦消化で平順2.2台ならマシ程度 ※成績を自慢するような発言はSSが必須。SSが出ない場合スルー推進 ■雀龍門と天鳳のレベル比較決定版■ 雀龍門=上卓レベル 雀龍門九段=天鳳四段レベル 雀龍門九段連対60%=天鳳六段レベル 雀龍門には天鳳七段以上レベルはほぼいない